動画配信サービスをテレビで見るのによく使われるChromecastとFireTVシリーズ。
これどちらが良いかと言ったら僕としては確実にFireTVStickだろと思っているんですが、それだけを主張しても「ほんとぉ?」と人はなるもので信用してもらえないわけです。
まあ確かにChromecastも人気があるわけで、手放しに僕の言うことを信じられないのもわかります。
そこで、ChromecastとFireTVStickの違いを見ていきながら、どうしてFireTVStickの方がおすすめなのかを書いていこうかなと。
ChromecastとFireTVStickの違いを比較
名前 | Fire TV Stick | Chorme Cast |
価格 | 4,980円 | 4,980円 |
解像度 | 最大 1080p 60fps | 1080p |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア 1.3GHz | シングルコア 1.3GHz(?) |
メモリ | 1GB | 4GB |
ストレージ(容量) | 8GB | 2GB |
オーディオ(音質) | Dolby Digital Plus | 不明 |
保証期間 | 90日 | 1年 |
操作方法 | リモコン | キャスト(スマホなど利用) |
備考 | 2018年7月2日時点での情報です |
またCPUのコア数は一つで確定なのですが、1.3GHzは目安となっています。
▼参考ページ▼
Chromecast 2015 Teardown - iFixit
Google’s Chromecast 2 is Powered By Marvell’s ARMADA 1500 Mini Plus - Dual-Core Cortex-A7
主な違いを簡単にまとめると表のような感じになります。
性能面に関しては割と似通っている感じ。
Chromecastの保証期間1年間に関しては、ぐうの音も出ないというか確実にFireTVStickより優れているポイントではあるのですが、メモリに関しては4GBもいるかって感じはしてます。
単純なスペックの違いはキャスト操作とリモコン操作の違いにでてるのかなと思うので、ここを比較してどちらを使うか選ぶのは微妙かも。
結論言ってしまうと僕がFireTVStick推しなのはキャスト操作とリモコン操作の違いで、ここでどちらに魅力を感じるか次第で使うべきデバイスは変わってくると思います。
ひとまずChromecastのキャスト操作について紹介
キャスト操作という単語、あまり馴染みがないかもしれません。
簡単に言うとキャストというのは、端末Aから端末Bに映像を送ることを指します。
Chromecastはキャスト操作によって映像をテレビに映すため別端末が必要で、この別端末必要という点がかなり引っかかっているんですよ。
キャスト操作って面倒じゃない? リモコン操作のFireTVの方が良くない?
今回の比較で最も主張したい点というか、むしろここ以外の話はどうでもいいぐらい重要なポイントです。
Chromecastを使ってテレビでHuluとかdTVとかVODを見ようと思ったら、まずスマートフォンなどにアプリを入れてそっちでアプリを起動し、そこからChromecast側に出力してテレビで見るって流れになります。
対してFireTVStickは起動したら、後はリモコン操作で好きなアプリを起動して動画を見るだけ。
つまりFireTVシリーズは一端末完結なのに対して、Chromecastは他にもう一つは最低でもデバイスが必要になるわけです。
筆者の主張をまとめると性能面はほぼ同じなのに対して、手軽さがまるで違うためそれだったらFireTVStickの方が良いだろうって話になります。
対応アプリの違いをチェック
ChromecastとFireTVStick、人気の高い動画アプリはどちらも網羅しているのですが、一部非対応のものがあるため注意が必要です。
FireTV | Chromecast | AppleTV | |
Netflix | ○ | ○ | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ | △ (PCブラウザからキャストすれば可) | ○ |
Hulu | ○ | ○ | ○ |
dTV | ○ | ○ | ○ |
dアニメストア | ○ | ○ | ○ |
U-NEXT | ○ | ○ | ○ |
DAZN | ○ | ○ | ○ |
スポナビライブ | ○ | ○ | ○ |
Youtube | △ (ブラウザアプリ利用で見れる) | ○ | ○ |
AbemaTV | ○ | ○ | ○ |
NicoNico | ○ | △ (アプリが不安定) | ○ |
GYAO! | ○ | ○ | ○ |
Spotify | ○ | ○ | ○ |
Amazonミュージック | ○ | ○ | ○ |
備考 | 2018年7月2日時点での情報です |
(AppleTVはAppleが出してる似たような端末です。気になる方は上の記事で触れられているのでそちらを確認してみてください、結構お高いです)
表の対応アプリをざっくり見て気になるのは
- ChromeCastはプライムビデオ非対応
- FireTVStickはYoutubeが見にくい
という点でしょう。
FireTVStickの方はブラウザアプリを利用することでYoutubeを視聴できますので見れはします。
ChormecasstよりFireTVStickの方がおすすめな理由まとめ
- 性能面での違いはほぼ無い
- 使い勝手はFireTVStickの方が上
- 対応アプリの違い的にもFireTVの方が強い
とにかく今回の主張を一言でまとめると、「FireTVStickの方が価格同じ・性能ほぼ同じで使いやすいからおすすめ!」って話でした。
Chromecastも悪くはないですが、一端末で完結しないのでやっぱり使いやすさに雲泥の差があるなと思ってしまいます。
簡単なChromecastとFireTVStickどちらを選ぶべきかチェック画像
(作りが雑なのは皆さんの寛大な精神で許してください…)
大体この画像のチャート通りに選べば間違いはないんじゃないかと。Youtubeでも分岐作ろうかと思いましたがFireTVでも別に見れはするので、迷った結果排除。
やけにFireTVの方に矢印伸びてしまっていますが、FireTVStickがおすすめって話したわけでしょうがないですよね!
それでは自分に合ったデバイスを選んで、良き動画ライフを送ってください!