見放題chライト(DMM運営)の動画を録画していつでも見れるように保存しておきたいと思う人も多いことかと。
一応録画して保存する方法はあるのですが、その前に規約と法律について知っておくべきでしょう。
ここを知っておかないと知らず知らずのうちに大変なミスを犯してしまう可能性がありますから。
というわけで法律と見放題chライトの利用規約に触れつつ、録画方法について紹介していこうかと思います。
見放題chライトの動画を録画するのは違法なのか
法律に詳しい人だと、違法ダウンロードという言葉を聞いたことある人いるかも知れません。
そして見放題chライトの動画を録画する行為はその違法ダウンロードに抵触するのではないかとも。
実のところ見放題chライトの動画を録画して私的利用する分には違法ダウンロードには当たらなかったりします。(2018.11.11時点)
違法ダウンロードには当たらない理由
私的使用の目的であっても、有償著作物等(Q2 参照)の場合には、著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信(Q3、Q6 参照)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画(Q4 参照)を、自らその事実を知りながら行って著作権又は著作隣接権を侵害(問Q5参照)した者は、2年以下の懲役若しくは 200 万円以下の罰金に処し、又はこれを併科することとされています(平成 24 年 10 月 1 日施行)。
なお、この刑事罰の規定は親告罪とされており、権利者からの告訴がなければ公訴を提起できないこととなっております。
違法ダウンロードは上記のような基準を持っております。
重要なのは『有償著作物等(Q2 参照)の場合には、著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信(Q3、Q6 参照)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画』って部分ですね。
有償著作物っていうのはお金とって提供されているもので、DVD販売されている映像なんかが当たります。で著作権または著作権隣接権を侵害する自動公衆送信、これは要は違法にアップロードされているかどうかって話ですね。
つまり「違法アップロードされた有料販売されている映像とかを録画したら違法ダウンロードな」ってことですので、見放題chライトの動画を録画するのは違法ダウンロードにはなりません。(見放題chライトで配信されているのは違法アップロードされた動画ではありませんから)
今後法律が改訂される可能性はありますが、記事作成時点の2018.11.11では記述の通りの裁定になります。
ただし見放題chライトの利用規約的には録画はアウト
「じゃあ録画し放題じゃん!」とはならんのですね。
見放題chライトの利用規約には下記のような記述があります。
当社は、利用者が次の行為を行うことを禁止します。
(1)本コンテンツの著作権、商標権等の知的財産権その他の権利を侵害し、又は侵害するおそれのある行為(本コンテンツを複製、改変、公衆送信、送信可能化、アップロード、レンタル、上映、放送する行為が該当しますが、これらに限定されるものではありません。)
見放題chライトのコンテンツを複製する行為が禁止されている以上、録画はアウトですね。
「じゃあこの規約に違反した場合どうなるの?」という話になりますが、DMMは見た限りその場合の措置について言及していません。
一般的に禁止行為に触れた場合、それが法律に違反してないなら解約措置や一時利用停止措置をされることが多いのでDMMでもそのようにされるのではないかと思います。(あくまで推測なため実際は不明)
見放題chライトの動画を録画する方法
ここまでの話の通り録画行為は、
- 法律的にはセーフ
- 利用規約的にはアウト
という状況ですので、実践する場合は自己責任で。(また当サイト的には非推奨です)
録画方法ですが、こういった動画配信サービスはコンテンツを守るための策がめぐらされているので割と原始的な策を採用します。
いわゆるデスクトップキャプチャができるソフトを使って、再生している動画をそのままぶっこ抜く方法ですね。
キャプチャ(録画)の流れ
今回は「Bandicam」というソフトを使ってやっていきます。
そのため【必要なもの】は
- パソコン
- Bandicam
- 見放題chライトのアカウント
です。
step
1見放題chライトをPCで開く
「見放題chライト」にアクセスして、録画したい動画を開きます。
step
2Bandicamを起動し、キャプチャ設定をします

起動したらこんな感じのが出るので左上をクリック

左上をクリックするとこんな感じの枠が出ます
この枠の中が録画されるので、上手いこと動画を囲ってください
(端にマウスやるとサイズ調整できます)

最後にBandicamでRECボタンを押せば録画が開始されます
step
3動画を再生する
ただRECボタンを押しただけでは静止画が保存されるだけですから、しっかり動画を最後まで再生する必要があります。
キャプチャによる録画最大のネックはここかも。
最後まで動画を再生したら再度RECボタンを押すと録画が終了し、録画した動画が保存されます。
録画行為は自己責任で
このページを見た日によっては法律が変わっている可能性もありますし、そもそも規約的にはアウトですので録画行為は自己責任でお願いします。
わりかし危ない行為ですから、知識を蓄えてからやったほうがよいかもですね。
著作権周りのことを深く知っておけばより心配事を減らせるかと思いますよ。