スマートフォンでYoutubeの動画などを再生したとき気になるのが通信量。
動画を長時間見ているとすぐに通信制限になりがちですから、気になるポイントです。
実際動画を再生するとどれぐらいの通信量になるのか目安を書きながら、解説していこうかと思います。
動画の通信量は画質と再生時間で大体決まる
ポイント
・画質
・再生時間
・動画の内容
あたりで大体通信量は決まってきます。
特に大きいのが画質と再生時間ですね。大体「画質 x 再生時間」みたいな感じで通信量決まりますから
「画質って具体的には何?」って話に詳しく答えると長くなるので、基本的には解像度(フルHDとか4Kとか)のことだと思って大丈夫です。
ちなみに動画内容でも通信量は変化します、1時間静止画の動画と1時間のアクション映画では通信量は画質が同じであろうと雲泥の差になります。イメージは付きやすいかなと思うのですがどうでしょう?
そんな感じですので、ここから解像度ごとの通信量目安を紹介していきますが、色んな条件で変化するので目安ぐらいで認識しておいてください。
※Netflixなどの動画配信サービスの通信量を参考に書いていきます。
SD画質(480p)を30分再生した時の通信量目安
大体300MB程度になります。1時間の場合600MB程度ですね。
(1000MB = 1GB)
なおSD画質はDVDの解像度で、スマホで見るYoutubeの画質なんかはこれがデフォルトで設定されていることが多いです。
Youtubeで動画を1時間見てしまうと0.7GBの通信量が発生するかもぐらいには捉えておいたほうが良いかもしれませんね。
HD画質(720p)を30分再生した時の通信量目安
大体450MB程度になります。1時間見た場合900MB程度ですね
(1000MB = 1GB)
HD画質はスマートフォンの場合高画質にあたる画質であることが多いです。
スマホを使って高画質な動画を視聴する場合はHD画質での通信量を目安として使っていくと良いかもしれません。
※ちなみにYoutubeでの一般的な高画質は大体このHD画質があたります
フルHD(1080p)を30分再生した時の通信量目安
大体700MB程度になります、1時間見た場合は1400MBほどですね
(1000MB = 1GB)
この辺になってくるととてもじゃないですけどスマホキャリアの通信なんかを使ってしまうと一瞬で通信制限にかかってしまうかと。
フルHDはブルーレイ相当の画質になりますので、スマートフォンのような小さな画面で使われることはまず無いですが。
ちなみにフルHDを採用しているサービスは「Hulu」や「U-NEXT」といった有料サービスが多いです。
4K・UHD(2160p)を30分再生した時の通信量目安
大体1400MB程度になります、1時間見た場合は2.8GBほどですね
(1000MB = 1GB)
4Kの解像度を十分使えるほどのデータ量を配信している場合の数値ですので、実際4Kを使ってもここまで行くことはあんまりないかとは思います。
ただ間違いなく4Kは通信量が多い画質になりますので、通信制限のある通信手段を使って4K動画を視聴するのはやめたほうが良いです。
ちなみに4K動画を配信しているのは「Netflix」や「プライムビデオ」といった一部サービスのみになります。(配信しているサービスとはいっても相当作品数が少ない傾向ありです)
通信量を抑えるには動画の画質を下げるのが一番
Youtubeにせよ有料の動画配信サービスにせよ、画質の設定が可能ですので通信量を抑えたい場合は画質を下げてください。
HD画質からSD画質に変えるだけでも半分近く通信量が減りますから、この辺の設定は欠かせないかと。
とはいえ画質を下げすぎてはまともに動画を見れなくなりますからその辺は丁度よいところを自分で探してみてください。
個人的にはスマホで動画見る分にはSD画質でも十分すぎるほどキレイかなとは思いますね。